圧倒的な歌唱力で、美空ひばりにも、認められた歌姫、ちあきなおみ。
ちあきなおみの死因、というワードを見かけますが、亡くなったのでしょうか。
ポップスでも、演歌でも、何でもかっこよく歌えたちあきなおみ。
夫亡き後、表舞台から姿を消して、30年を超えようとしています。
そして、最愛の夫、郷鍈治(ごうえいじ)の死亡の原因はなんだったのでしょうか。
それは、家庭環境などから語る必要がありそうです。
ちあきなおみの死因は?現在は?
真相から言うと、ちあきなおみさんは死亡してはいません。
しかし、ウェブ上では、ちあきなおみさんの死因は?、と載っていて、超びっくり‼
ちあきなおみさんは、去る、1992年に夫の、郷鍈治さんを亡くします。
それからはテレビにも、舞台にも、姿を見ることはなくなりました。
新曲情報も出ることはなく。
実際、現在は、都内の、夫の眠るお墓の近くのマンションに住んでいる模様です。
歌手活動からの収入はないものの、今でもアルバムが売れている、ちあきなおみさん。
カラオケなど、その印税だけでも、十分暮らしていけるそう。
そして、都内に、不動産を所有していて、そこからの収入もあるのですね。
今も、月命日には、お墓に手を合わせに行っているようで、その際の写真も撮られていますね。
穏やかに暮らしているのなら、それでご本人が納得しているのならそっと見守りたいものですね。
しかし、あんまりひっそりと暮らしていて、死んだことにされるのも、気の毒ですね。
ちあきなおみは引退したのか?、沈黙の理由
「故人の強い希望により、皆様にはお知らせせずに身内だけで
鎮かに送らせて頂きました。主人の死を冷静に受け止めるには
まだ当分時間が必要かと思います。皆様には申し訳ございませんが、
静かな時間を過ごさせて下さいます様、よろしくお願いします」
これは、夫が亡くなった数日後に、書面で公表した内容です。
これ以降にも、正式な引退宣言などは、一切ありません。
なので、傷が癒えたら、また歌ってくれる、とずっと期待されていましたね。
だからなのでしょうか。
「ちあきなおみ 沈黙の理由」。
夫の郷さんがご生存中から、亡くなってからも、8年間支えたマネージャーの、「古賀 慎一郎」さん。
この方が2020年に出した単行本です。
私は読んでいませんが、本の見出しには、
「兄弟間のあつれきと氷塊」、「義兄、宍戸錠との確執」、
「声が出ない」「復帰要請」、
「もう歌うことはない」、「誇り」など、気になるワードがたくさんあります。
古賀さんご自身、マネージャーとして、世間の、また音楽界のニーズに応えたい気持ちもあったのでしょう。
また、説得を強く要望されていたかもしれません。
しかし、それも叶うことはなく、それまでのプロセスや、情報を世間に明かそうと思われたのでしょうか。
ちあきなおみの夫、郷 鍈治(ごう えいじ)の死因は?子供はいる?
郷 鍈治さんの死因は、肺がんでした。
そして、ちあきなおみさんと、郷 鍈治さんには子供はいないようです。
郷 鍈治さんは、ちあきなおみさんより10歳年上の日活のアクションスターでした。
強面で、ヤクザや、悪役が似合うと言っては申し訳ないような気がしますが、そういう立ち位置で活躍されていました。
こわもてだけれど、かっこいい俳優さんでしたよ!
実兄に、俳優の「宍戸錠(ししどじょう)」さんがいますが、宍戸さんの紹介で知り合われたようです。
結婚した後、ちあきなおみさんの方に、婿入りされて、俳優は引退されます。
そして、ちあきなおみさんの、個人事務所を立ち上げます。
事務所社長、マネージャー、プロデューサーを一手に引き受け、ちあきなおみさんを公私共々、支えた人です!
お互い、深く愛し合って、支え合った夫婦でしたが。
そして、1992年、郷さん55歳で亡くなるのです・・・。
ちあきなおみさんの落胆具合は、郷さんの入院中から、亡くなったら後を追いそうだ、と。
病院側もずいぶん心配されていたようです。
荼毘(だび)に付される前に、ひつぎにしがみついて、「私も一緒に焼いてー‼」と泣き叫んだという事実は、語り継がれていますね。
胸が裂かれるような情景です・・・。
ちあきなおみの父親
ちあきなおみさんの父親は、働かず、窃盗などを繰り返した人、とのこと。
前科10犯以上で、とか娘が売れてくると事務所や自宅、どこにでも、お金の無心をしてきたのです。
そんな情報が、週刊新潮に載ったことがあり、びっくりしました。
どんなときも、夫の郷さんが、強く追い払ってくれていました。
なので、いつも、どうしようもない父から常に守ってくれていた夫を亡くしてしまった、ちあきなおみさん。
表舞台から姿を消さないと、とも思ったのかもしれません。
「もう、無理して歌うことはないんだよ」という、夫の遺言もあったようですし。
お父さんは、クリーニング店をやっていた、との話もあります。
でも、働かなかった人のようで、お母さんが働いて家族を養っていた模様。
歌うことで仕事があったちあきなおみさんは、家族のため、高校進学を断念したのだそうです。
おまけに父親は、17歳の女性に惚れ込み、家族を捨てて出て行ったのです。
ちあきなおみさんが中学生の時です。
ちあきなおみさんは、父は、13歳の時に死んだ、と言っていました。
でも、実際はそれは違って、家族を捨てたこと、窃盗癖があったことなども。
父親に対しては、恨む気持ちもあったでしょうね。
そして、死んだことにしたいほどの思いだったのでしょう。
ちあきなおみさん、と言えば、私の思い出としては、「タンスにゴン」のCMが印象的です。
そんな、コミカルな部分は覚えていて、よく笑わせてくれていました。
しかし、何だか、顔の作りじゃない部分で、ちょっと暗いような、かげりを感じていましたが。
やはり、家庭環境や、小さい頃から家族に苦しめられたこと。
こういうことは、何かしら、身にまとう雰囲気に、出てくることもあるのでしょうか。
そして、お母さんの事は、大事に思い、大事にされてきていますね。
ちあきなおみの本名、年齢、出身、学歴
ちあきなおみさんの
本名: 瀬川 三恵子(せがわ みえこ)
年齢: 74歳(2023年現在) 1947年9月17日生まれ
出身: 神奈川県生まれで、東京都板橋区の育ち
学歴: 中学生時、転校を重ね、藤沢市立の中学、東京の大田区立、3年生の時に新宿区立の中学を卒業しています。
家族: 両親、姉2人の5人家族
ちあきなおみさんの学歴が、中学校までなのは、家庭が貧困だったためでもあるようです。
両親とも、芸事が好きで、娘のちあきなおみさんも、タップダンスや歌が好きで、米軍キャンプでジャズを歌ったりしていました。
ちあきなおみさんが、復活されなかったのは、もったいない、とは思います。
1972年(昭和47年)に、名曲、「喝采」で、レコード大賞を受賞したときも。
大泣きしながら、歌っていたのを思い出します。
しかしながら、もう、私はじゅうぶん歌ったから、というちあきなおみさんの言葉。
これは、レコード大賞という名誉も、自身の持ち合わせている、歌唱力や表現力も、重々わかっているはず。
それをも超えた選択をされたことは、簡単に言ってはならないかもしれませんが、尊い、と思います。
山口百恵さんの潔い引退もそうですが、人の生きざまに、自分なりの感銘を受けた人の一人です‼
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